こんにちは、かっしーです。
最近はFIREを目指すという人が増えてきている印象です。
というのも、FIREの書籍が人気というのが1つ挙げられます。
今1番話題となっているのは、「年収300万円FIRE」。こちらです↓
|
すでに7万部突破ということで、FIREが気になっている人が多いのがよくわかります。
そんなFIREですが、資産がいくらあればFI(経済的自立)ができるのか、今回は解説していきます。
FIREには4種類の形がある
FIREには、以下の4種類があります。
- FatFIRE(ファットファイア)
- LeanFIRE(リーンファイア)
- SideFIRE(サイドファイア)
- BaristaFIRE(バリスタファイア)
そして生活費は2つに分類されます。
基礎生活費・・・最低限の生活費
ゆとり費・・・最低限を上回る贅沢費
この2つの生活費を考えることで、自分がどのFIREを目指すべきなのかわかります。
FatFIRE(ファットファイア)
まずは、FatFIRE(ファットファイア)です。
Fatには以下の意味があります。
- 太った
- 脂肪の多い
- 豊かな
基礎生活費とゆとり費のすべてを資産所得で補うのがFatFIREです。
最低限の生活費の他にも、十分ゆとりを持った生活を望むので、かなりの資産額が必要となります。
毎月100万円必要なら、4%ルールを用いても3億の資産所得が必要な計算になるので、相当稼がなければいけないですね。
普通のサラリーマンではよくて1000万円が限界なので、FatFIREは無理でしょう。
副業で稼ぐとか、起業するなど、とにかく収入をバグらせる方法を見つけましょう。
LeanFIRE(リーンファイア)
2つ目は、LeanFIRE(リーンファイア)です。
Leanには以下の意味があります。
- 引き締まった
- 無駄がない
- 効率的な
FatFIREとは逆の意味で、ゆとりを持たないFIREの仕方です。
なので、経済的にはゆとりはありませんが、時間的なゆとりは十分にあります。
わかりやすく言えばミニマリストのような生活がLeanFIREになりますね。
ミニマリストのように生活レベルを下げることで、最低限の支出で生活をしていくことになります。
月に10万円で生活していけるなら、資産額で言うと3000万くらいあればLeanFIREすることができるでしょう。
SideFIRE(サイドファイア)
3つ目は、SideFIRE(サイドファイア)です。
SideFIREは、資産所得+副業を合わせたスタイルのFIREです。
基礎生活費を資産所得で補い、ゆとり費を副業で稼ぐという形になります。
基礎生活費が10万なら、資産額は3000万程度という感じですね。
FIREする前にも、副業で収入があれば、FIRE後も同じ感じで稼いでいけばいいので、FIREの中では1番現実的じゃないでしょうか。
BaristaFIRE(バリスタファイア)
最後に。、BaristaFIRE(バリスタファイア)です。
BaristaFIREは、週5だった勤務を週2に減らして働いたり、1日4時間労働など短時間で働いたりするやり方です。
わかりやすく言えば、正社員⇒パート、アルバイトとして雇用され、FIREしていくスタイル。
SideFIREと似ていますが、BaristaFIREは雇用された状態のことをいいます。
雇われれば会社が保険料を負担してくれるので、国民保険を払わなくて済むメリットがあります。
自分で稼ぐことが難しいという人は、SideFIREではなく、BaristaFIREがいいでしょう。
生活費がいくら必要か明確にする
自分の目指したいFIREの仕方が決まったところで、次は1年でどのくらいの生活費が必要なのかを明確にしていきます。
毎月30万かかっているなら、30万×12か月で360万円。
年間360万円を取り崩すとなると、4%ルールを適応して360万×25倍=9000万円。
ざっくり1億円くらいが必要になります。
1億となると結構頑張らないといけない資産額なので、SideFIREとかがおすすめです。
生活費がわかれば目標の資産額が決まってくるので、まずは生活費がどれくらいなのかを明確にしていきましょう。
支出を少なくすることでFIREが近づく
生活費がわかれば目標の資産額も算出できますが、多くの人が現実的な資産額でないことに気づくと思います。
さっきの通り、月に30万円が必要だとしてFatFIREなら1億。SideFIREなら半分の15万だとすれば5000万~必要になります。
FIREするために、ひたすら資産を大きく育てていくわけですが、支出を少なくすることでFIREするために必要な資産を少なくできます。
FIREというのは基礎生活費を資産所得で補うことなので、基礎生活費を少なくすれば資産所得も少なくていいってことですよね。
生活費の見直しとしてやりたいのが、家計簿をつけて支出を把握することです。
無駄な支出を削ることができれば、毎月必要な費用が少なくて済むのでFIREがグッと近づくでしょう。
生活水準を下げるのが怖い⇒固定費を削れば問題ない
無駄な支出を削る=生活レベルの低下につながります。
生活レベルを下げるのはちょっと、、、
という人もいます。
生活レベルを下げることで、質素な暮らしになるのは嫌だという声が聞こえてきそうですね。
そこで生活自体を変えたくない人におすすめなのは、固定費を削減することです。
- 家賃
- 水道光熱費
- 通信費
- 保険料
など、毎月の支出が固定されているものがあります。
これらを削ることで、生活レベルを変えずに支出を少なくできるわけです。
まずは固定費を減らすことができないかを考えて、余裕ができたら変動費(固定費以外)もカットできる部分を探してみればいいでしょう。
FIRE後の生活で必要な資産額が決まる
FIREに必要な資産額は、FIRE後の生活の仕方によって大きく変わります。
- 副業するのか
- バイトしていくのか
- 資産所得だけで生活するのか
FIREすると言っても、生活の仕方は人それぞれなので、それによって資産額は大きく変わってきます。
FIREをより現実にしていくための手順は、
- 家計簿をつける
- 支出を下げる
- 副業で稼ぐ
- 投資額を増やしていく
この手順をやっていけば、FIREがより現実に近いものになっていくので、まずは家計簿をつけて見直してみましょう。